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【徹底解説】全24種類のサウナの違いを分類|初心者にもオススメは?

サウナの種類を解説

全人類のみなさんこんにちは、サウナ旅のために生きてるタートミです。

日本中のサウナ付きホテルなど150施設以上に潜入調査してブログで紹介しています。

サウナの種類を調べている人「サウナって色々な種類があって初めていくときは不安です……。フィンランド式サウナとドライサウナの違いはあるの!?初心者にもオススメのサウナの種類を教えて!!」

そんな疑問に全て答えるよ☆彡

実は日本の「〇〇サウナ」という用語は24種類もあり、意味が重複しています。ただしく理解して選ばないとせっかくサウナに入っているのに充分な効果が得られないことがあります。

この記事では日本のあらゆるサウナ施設について、完全に網羅したサウナの種類6分類をどこよりも分かりやすく解説しています。この記事を最後まで読めば、あなたにあったサウナの種類や選び方のポイントを知る事ができます。

結論からいうと、以下となります。

日本のサウナは熱源方式(サウナストーブの違い)で6種類に分類でき、初心者にもオススメなのはフィンランド式サウナです。

タップできる目次
  1. 【はじめに】サウナの歴史と分類方法
    1. サウナの種類はなんと24種類!?
    2. サウナの歴史
    3. サウナの分類方法(熱源方式・湿度・温度)
  2. 【重要】熱源方式により分類した6種類を解説
    1. ミストサウナ
    2. スチームサウナ(蒸気サウナ)
    3. フィンランド式サウナ
    4. 電気ストーブ式ドライサウナ
    5. ガス遠赤外線ストーブ式ドライサウナ
    6. 遠赤外線サウナ
  3. 【参考】ドライサウナ・ウェットサウナとは?(湿度で分類)
    1. ドライサウナ(乾式サウナ)
    2. ウェットサウナ(湿式サウナ)
  4. 【参考】高温サウナ・低温サウナとは?(温度で分類)
    1. 高温サウナ
    2. 低温サウナ
    3. 不快な部屋(サウナじゃない)
  5. 【補足】混同しやすいサウナ種類の違いや見分け方を解説
    1. 「フィンランド式サウナ」と「ドライサウナ」の違い
    2. 「ドライサウナ」と「ウェットサウナ」の違い
    3. 「スチームサウナ」と「ミストサウナ」の違い
  6. 【参考】17種類のサウナを徹底解説(その他の分類方法)
    1. 燃料による分類(薪サウナ・スモークサウナ)
    2. 入浴方式による分類(塩サウナ・薬草サウナ)
    3. サウナストーブの仕様による分類(ボナサウナ・ロッキーサウナ)
    4. サウナ室の仕様による分類(テントサウナ・バレルサウナ)
    5. その他のサウナ種類をあらわす用語(個室サウナ・蒸し風呂・コンフォートサウナ・ロウリュサウナ・韓国式サウナ・アイスサウナ)
  7. サウナ初心者にオススメのサウナの種類はフィンランド式サウナ
  8. まとめ|初めてのサウナの不安を取り除く方法

【はじめに】サウナの歴史と分類方法

はじめに|サウナの歴史と分類方法

サウナの種類はなんと24種類!?

サウナの種類は24種類もあり分かりにくいので、本記事では整理して解説します!

日本では〇〇サウナのように、様々なサウナの呼び方が存在しています。著者が調査したところ、全部で24種類ものサウナの種類があることが判明しました。

本記事ではそれぞれについて初心者でもわかりやすいよう、温度や湿度などの違いにより、グルーピングしながら説明しています。

サウナの歴史

サウナはフィンランド発祥で、日本に広まったときはフィンランド式サウナとは違う種類のサウナが広まってしまった。

サウナの種類を正確に理解するためには、サウナの歴史を理解しておくことがかかせません。

サウナの発祥はフィンランドで、日本に初めてサウナができたのは1957 年(昭和32年)といわれています。外国産のサウナに影響される以前は、日本には古来より蒸し風呂の文化がありました。

フィンランドでは「サウナ」、日本では「蒸し風呂」とそれぞれ独自に似たような入浴様式の文化を形成してきました。

時を経て1964年(昭和39年)東京オリンピック後に第1次サウナブームがおきます。フィンランド選手団がサウナを持ち込んだことで、日本国内でサウナが注目され始めました。

ここから日本国内で量産されるサウナは生粋のフィンランド式サウナとは異なるものでした。日本の銭湯文化(スーパー銭湯、カプセルホテル、スポーツ施設)と融合し、熱効率が良いガス遠赤外線ストーブ式ドライサウナが広まっていきました。

現在は第3次サウナブームといわれ、より健康効果の高いフィンランド式サウナに注目が集まっています。

近年新しく営業を開始したサウナ施設にはガス遠赤外線ストーブ式ドライサウナはほとんどみかけません。電気ストーブ式で湿度を制御することを目指したフィンランド式サウナを設置することが基本となってきています。

コロナ禍で営業を一時停止している期間にサウナ室をリニューアルしてフィンランド式サウナを設置する施設も多くありました。

サウナの分類方法(熱源方式・湿度・温度)

サウナの種類をただしく理解するためには熱源方式による分類方法を理解するのがはやいです。

サウナは究極的には湿度と温度の違いしかありません。湿度と温度を制御するみなもとは「サウナストーブ」になります。なので、熱源方式(サウナストーブ)で分類していくことが最も重要となります。

湿度による分類方法

最もメジャーかつ直感的でわかりやすい分類方法です。実は効率に関わるので、温度よりも重要なケースが存在します。

温度による分類方法

明確な定義がないのであまり重要ではありません。そもそも、サウナ自体が室温(27℃)より高温であることはあたりまえだからです。

一般的なサウナ室の平均温度は80〜100℃といわれております。この80℃より極端に低い温度のサウナが低温サウナと呼ばれることがあります。

【重要】熱源方式による分類方法

実は熱源方式で分類するのが科学的にはもっとも理解しやすいといえます。サウナ室内の温度を上げる”みなもと(原理)が何か?”ということで分類すると、全てのサウナは完全に6種類に分けられます。

【重要】熱源方式により分類した6種類を解説

熱源方式により分類した6種類を解説

日本に存在するサウナの種類をただしく理解するために、もっとも重要な分類方法となります!!

サウナの熱源方式による分類

ミストサウナ

ミストサウナ(熱源方式で分類)
天井から霧が降り注ぐのがミストサウナ
引用元:東京ガス「自宅に欲しい!【ミストサウナ】の効果5つとおすすめの入り方」|ウチコト(最終閲覧日:2024年12月30日)

定義

主に「霧」により室内の温度を上げます。

特徴

細かい霧状のお湯の粒(ミスト)を発生させ、天井面などから噴霧させることでサウナ室内を温める方式のサウナのことです。

霧(ミスト)は液体のため空気中では上から下に下降します。相対湿度は90〜100%程度、温度は40℃前後であることが多いです。

日本国内のサウナ施設ではあまり見かけません。家庭用サウナとして販売されているケースがあります。ウェットサウナ、低温サウナに属しています。

スチームサウナ(蒸気サウナ)

スチームサウナ(熱源方式で分類)
下方から蒸気が立ち上がるのがスチームサウナ
引用元:バスリエ株式会社「ミストサウナの効果って?メリットと正しい入り方を解説」|ofuro media(最終閲覧日:2024年12月30日)

定義

主に「水蒸気」により室内の温度をあげます。

特徴

スチーム発生器でつくりだした水蒸気を床付近から噴出させます。この温かい水蒸気でサウナ室内をあたためる方式のサウナのことです。

ミストサウナの熱源は液体(お湯)であることに対し、気体(水蒸気)を利用することが決定的に違います。水蒸気(スチーム)は気体のため、空気中では自然に上昇していきます。

蒸気といってもサウナストーンに水をそそいで発生させる蒸気(ロウリュ)とは作り方が異なります。ボイラーなどで圧力をかけてサウナ室内に水蒸気を発生させます。

相対湿度は80〜100%程度、温度は60℃前後であることが多いです。日本国内のサウナ施設でウェットサウナといえばだいたいこのスチームサウナであることが多いです。

ウェットサウナ、低温サウナに属しています。

フィンランド式サウナ

フィンランド式サウナ(熱源方式で分類)
フィンランド式サウナの特徴はロウリュ
引用元:TOTTORI-CAMPPARK「Nature Sauna」|ウチコト(最終閲覧日:2024年12月30日)

定義

相対湿度は20%以上でサウナストーブにより室内の温度を上げます。

ミストサウナ、スチームサウナは除きます。

特徴

サウナのルーツであるフィンランドの伝統的様式を受け継ぐサウナです。

フィンランドではセルフロウリュができるのが当たり前のようです。日本国内でもロウリュ(オート・セルフ)が可能である事が多いです。

ドライサウナが相対湿度20%未満であるのに対し、相対湿度が20%以上と高いのが特徴です。温度は中程度(80〜90℃)であることが多いです。

湿度が高いため、体を温めるのにそれほど高温である必要がなく、中程度の温度でも充分な体感温度をえることができます。

国外まで含めると熱源の種類は多様ですが、国内はストーン型(対流式)のサウナストーブが多く使用されています。フィンランドでも伝統的なサウナ小屋の中に設置されるサウナストーブは電気ではなく薪を燃料としています。

ウェットサウナ、高温サウナに属しています。

電気ストーブ式ドライサウナ

電気ストーブ式ドライサウナ(熱源方式で分類)
電気ストーブ式ドライサウナは湿度が制御不可
引用元:株式会社トッパントラベルサービス「世界の健康法17選!元気な体で仕事のパフォーマンスをアップしよう」|BTHacks(最終閲覧日:2024年12月30日)

定義

相対湿度は20%未満でサウナストーブにより室内の温度を上げます。

フィンランド式サウナは除きます。

特徴

電気式サウナストーブにはたいていサウナストーンが設置されています。日本国内ではサウナストーンがあってもロウリュ禁止の施設が多いです。電気ストーブがあってもロウリュ不可のため湿度が低いサウナは、電気ストーブ式ドライサウナと定義します。

ロウリュ不可のサウナ室ではサウナストーブによる湿度の制御ができなくなります。サウナ室外からの吸気の設計により、相対湿度が20%以上であればフィンランド式サウナとみなすことは可能ですが、湿度計がなければわかりません。

名前のとおり、ドライサウナに属します。温度は高いことが多く、高温サウナに属します。

ガス遠赤外線ストーブ式ドライサウナ

ガス遠赤外線ストーブ式ドライサウナ(熱源方式で分類)
大口径ガス配管が特徴的なガス遠赤外線ストーブ
引用元:サンバーニング株式会社「ガス遠赤外線サウナヒータ」|サンバーニング株式会社 公式サイト(最終閲覧日:2024年12月30日)

定義

ガス遠赤外線ストーブのみで室内の温度を上げます。

フィンランド式サウナは除きます。

特徴

フィンランドから日本にサウナが伝来し、日本の銭湯文化と融合して誕生したサウナです。電気ストーブより50〜60%も燃費が良いのでブームにのって一気に広まりました。

ガス遠赤外線ストーブは輻射熱が直接体を温める効果が主となります。口径の大きい鉄製のガス管の中を燃焼ガスが通過することで輻射熱を発生させる仕組みです。

湿度の制御ができないためカラカラのドライサウナの代表格となっています。

相対湿度は20%未満でドライサウナに属します。温度は高いことが多く、高温サウナに属します。

遠赤外線サウナ

遠赤外線サウナ(熱源方式で分類)
壁面埋込みの電気式ヒーターが特徴的な遠赤外線サウナ
引用元:株式会社旅館古窯「温泉」|悠湯の郷 ゆさ&おふろcafé yusa公式サイト(最終閲覧日:2023年12月30日)

定義

電気式の遠赤外線ヒーターをサウナ室の内側に設置したサウナのことです。

特徴

日本国内でも滅多にみない珍しい種類のサウナです。

伝熱管に電気を流し、発生した輻射熱で体を直接温める方式のサウナです。ガス遠赤外線ストーブ式ドライサウナと遠赤外線を主に使用する点では同じですが、室温はそれほど高くないことが特徴です。

室温が高くなく、輻射熱で直接体を温めるため、息苦しさを感じにくいといった報告もあります。

【参考】ドライサウナ・ウェットサウナとは?(湿度で分類)

ドライサウナ・ウェットサウナを解説(湿度で分類)

ドライサウナ(乾式サウナ)

定義

相対湿度が20%未満のサウナのことです。

特徴

高温低湿な特徴をもつサウナです。

湿度は比較的低く5〜18%程度であることが多いです。温度は70〜100℃程度であることが多いです。

日本国内には120℃近くの超カラカラ高温サウナも存在します。

ウェットサウナ(湿式サウナ)

定義

相対湿度が20%以上のサウナのことです。

特徴

低温多湿な特徴をもつサウナです。

湿度が高いため、温度が低くても充分な体感温度を得ることができます。

ミストサウナ、スチームサウナ、フィンランド式サウナはウェットサウナに属しています。

ロウリュができるサウナはウェットサウナになります。

【参考】高温サウナ・低温サウナとは?(温度で分類)

高温サウナ・低温サウナを解説(温度で分類)

高温サウナ

定義

温度が70℃以上のサウナのことです。

特徴

高温サウナと低温サウナの境界温度は明確には定義されておらず、諸説あります。中温サウナという呼称もありますが、さらに混乱するため使用しないほうが無難です。

一般的なサウナの平均温度は80〜100℃であることが多いです。中温サウナと呼ばれるサウナの温度帯である65℃〜75℃も含めて、70℃以上を高温サウナと定義しました。

肌感覚においても、ちょうど70℃くらいが温かさを感じる境界となります。70℃未満で湿度が低い場合、体を充分にあたためるのは難しくなってきます。

深部体温が上昇するスピードを各サウナの種類ごとに比較した研究は以下の記事で消化しています。

低温サウナ

定義

温度が70℃未満のサウナのことです。

特徴

低温サウナときくとミストサウナ又はスチームサウナを思い浮かべる人が多いと思います。これらのウェットサウナは湿度が高いので、室内温度低温であっても体感温度は高くなるのが特徴です。

低温サウナならではの効果

  • 睡眠の質改善に効果的
  • 初心者では入りやすい
  • 子供でも入りやすい

低温サウナは鎮静効果が高いと考えられています。入浴後から就寝するまでに十分な時間(約90分)が確保できないケースや、刺激的なサウナが苦手な人は低温サウナがオススメです。

不快な部屋(サウナじゃない)

定義

温度が40℃未満かつ湿度が20%未満の部屋のことです。

特徴

サウナが気持ちよいと感じるにはある程度の体感温度が必要となります。

ミストサウナ又はスチームサウナはたまに出力弱めで温度が低すぎるサウナ施設があります。

上記の温度・湿度はあくまで目安です。温度が40℃でも湿度が100%であれば、お風呂のような効能に近づいていきます。

湿度が低くて温度も低い場合はサウナというよりも、一般的な屋外で不快指数の高い天候の日の環境に近くなります。それが閉鎖空間になりますので、サウナというよりも不快な部屋といったほうが正しいでしょう。

【補足】混同しやすいサウナ種類の違いや見分け方を解説

混同しやすいサウナ種類の違いや見分け方を解説

「フィンランド式サウナ」と「ドライサウナ」の違い

ここからは混同しやすいサウナの”違い”や”見分け方”を解説していきます!少し玄人向けになりますので、初心者は読みとばしても大丈夫です☆彡

フィンランド式サウナとドライサウナは厳密に定義すると明確な違いがあります。

フィンランド式サウナはウェットサウナです。なので、湿度による分類を適用することが可能となり、相対湿度20%の境界でドライサウナと区別されます。

もともとサウナのルーツはフィンランドで、湿度を制御する湿ったサウナが好まれており、これは生粋のフィンランド式サウナです。それが日本に伝来し、悪習慣化したのがガス遠赤外線サウナでこれはドライサウナの代表格です。

最近の第三次サウナブームでサウナの質にこだわるようになって見直されてきました。ここで、電気ストーブ式が登場します。電気ストーブ式によりしっかりと湿度を制御できているサウナはフィンランド式サウナといっていいでしょう。

電気ストーブ式を導入したものの、ロウリュできなかったり、湿度が低めになってしまっているサウナ室は「電気ストーブ式ドライサウナ」と呼んで区別しています。

物理の法則からいって高温になればなるほど湿度は自動的に下がります。これに無理やり水蒸気を発生させて湿度をあげて(オートロウリュやセルフロウリュや空調)高温多湿な環境を作り出すのがフィンランド式サウナです。

湿度のコントロールをしない場合は通常の室内環境より湿度は低くなりますのでドライサウナになります。

「ドライサウナ」と「ウェットサウナ」の違い

一見わかりやすいようで実は明確な基準値がありません。小林先生の著書によると”ドライサウナ5〜18%”とされているので、20%以上であれば適正なウェットサウナといっていいでしょう。

ウェットサウナの中でもフィンランド式サウナはドライサウナと同じような熱源方式でサウナストーブが構成されたサウナであり、相対湿度は20〜40%程度です。

これがスチームサウナやミストサウナになってくると、相対湿度は60%以上になることが一般的です。

「スチームサウナ」と「ミストサウナ」の違い

スチームサウナとミストサウナはサウナ室内の温度を上げる原理が全く異なります。

スチームサウナは室内がスチームで完全に充満している場合、相対湿度100%となります。

ミストサウナは雨が降っているのと同じ状態で相対湿度は100%になります。

【参考】17種類のサウナを徹底解説(その他の分類方法)

テントサウナ

燃料による分類(薪サウナ・スモークサウナ)

薪サウナ

ストーブで薪を燃焼させて室内を温めるサウナです。国内では池袋の「かるまる」で体験することができます。薪サウナは煙突によりストーブ内で発生する煙を排出します。

スモークサウナ

フィンランドの伝統的なサウナの一種です。丸太小屋の中で薪を燃やし、煙でサウナの中を温める方式のサウナです。

何時間もかけてあたたられた石に水をかけて蒸気を発生させて入ります。入浴時はストーブの火は消します。薪サウナとの違いは煙突がないことです。

入浴方式による分類(塩サウナ・薬草サウナ)

塩サウナ

専用の桶やボウルに盛られた塩を体に塗って入浴するサウナです。塩は体に擦り付けるのではなく、少量を肌にふわっとのせる程度でOKです。

発汗により、ゆっくりと塩が溶けていくのを待ちます。美肌効果や体臭予防効果が高いのが塩サウナの特徴です。

薬草サウナ

薬草の香りが漂い、吸引することでリラックスや健康効果が得られるサウナです。薬草を詰めた麻袋を室内に吊るし、蒸気を用いて香りを拡散する方式が用いられることが多いです。

国内では静岡の「しきじ」などが有名です。

サウナストーブの仕様による分類(ボナサウナ・ロッキーサウナ)

ボナサウナ(格納式サウナ)

座席の下や背面の空間にサウナストーブを格納した形式のサウナです。下や背面から熱気がくるため、通常のサウナとはまた違った感覚を楽しむことができます。

国内ではオートロウリュ付きボナサウナが有名な「ニューウィング」で楽しむことができます。

ロッキーサウナ

ロッキーサウナはサウナストーブの上にサウナストーンが山盛りに積まれたサウナのことです。ロッキー山脈が由来です。

ロウリュができることが多いです。サウナストーブは電気式・ガス式両方存在します。

サウナ室の仕様による分類(テントサウナ・バレルサウナ)

テントサウナ

ポータブルなテント内にサウナストーブを設置する方式のサウナです。

屋外イベントやキャンプ向けに、自然の中でサウナを楽しむことができます。水風呂として自然の川や湖を利用することがあります。

バレルサウナ(樽型サウナ)

フィンランドの伝統的なサウナの一種です。サウナ小屋が樽型になっています。

その他のサウナ種類をあらわす用語(個室サウナ・蒸し風呂・コンフォートサウナ・ロウリュサウナ・韓国式サウナ・アイスサウナ)

個室サウナ(プライベートサウナ)

営業形態による分類です。個室サウナ(プライベートサウナ)は自分達だけのプライベート空間で気兼ねなくサウナを楽しむことができます。

セルフロウリュができる施設も多いです。国内では予約制であることが多いです。1〜3名程度で貸切でサウナを利用することができます。

蒸し風呂

日本古来の入浴様式で蒸気によって室内を温める方式です。分類としてはスチームサウナとほとんど同じです。

コンフォートサウナ

低温な遠赤外線サウナのことを指すことがあります。コンフォートは”快適”の意味です。

最近はガス遠赤外線ストーブでも湿度を制御できる機能が追加されたタイプが存在し、コンフォートサウナと呼ばれることがあります。

ロウリュサウナ

ロウリュができるサウナのことです。

韓国式サウナ

韓国の伝統であるチムジルバンや汗蒸幕(ハンジュンマク)のことです。

日本のスーパー銭湯に存在する韓国式サウナでは服を着て入ることも多く、岩盤浴のような雰囲気です。

アイスサウナ(冷凍サウナ)

氷点下まで冷やした部屋でクールダウンするために使用されます。

正確にはサウナではありません。水風呂が苦手な方の代用として期待できます。

サウナ初心者にオススメのサウナの種類はフィンランド式サウナ

サウナ小屋

初めてサウナにいくなら絶対にフィンランド式サウナを選ぶのが正解です。

サウナの初心者にもオススメのサウナはフィンランド式サウナとなります。比較的低温(80℃程度)であることが多いので体への負担が少ないといわれています。

科学的にも健康効果の観点でオススメサれています。

初めてサウナに入る場合にあまりにも高温な場合は面食らってサウナが嫌いになる可能性があるので、比較的マイルドなサウナをオススメしています。

スチームサウナ、ミストサウナは更にマイルドなサウナですが、ここまでくるとお風呂の感覚が強くなってくるので、サウナに興味がある初心者にはオススメできません。

サウナで迷っている人ならば、ある程度の”爽快感”と”サウナ独自の健康効果”をサウナに期待しているはずです。

フィンランド式サウナがオススメな理由は以下の記事で詳しく解説しています。

近日中に最新のコンテンツを追加予定

まとめ|初めてのサウナの不安を取り除く方法

主に日本で使われるサウナ用語のうち「サウナの種類」について解説しました。

サウナの種類を見分けたい場合は、以下の点に注意してください。

サウナの種類見分け方のコツ
  • 「フィンランド式サウナ」は「ウェットサウナ」に属します。
  • 「フィンランド式サウナ」と「ドライサウナ」の違いは湿度で境界は20%です。
  • 「ドライサウナ」と「ウェットサウナ」の境界温度は70℃です。
  • 「スチームサウナ(蒸気)」と「ミストサウナ(霧)」はサウナ室を温める原理が違います。

初めてサウナに行くときは不安なことも多いです。私も不安でした。

でも、本ブログでしっかり予習してからいけば大丈夫です。

初めてサウナに行くなら、サウナ初心者向けにフィンランド式サウナの入り方を説明した記事を読んでからいきましょう。

近日中に最新のコンテンツを追加予定

日本国内のフィンランド式サウナを比較し、オススメを厳選した記事も紹介しておきます。あなたの近くの地域で人気が高いサウナ施設をぜひ検索してみてください。

近日中に最新のコンテンツを追加予定

サウナの種類を解説

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タップできる目次
  1. 【はじめに】サウナの歴史と分類方法
    1. サウナの種類はなんと24種類!?
    2. サウナの歴史
    3. サウナの分類方法(熱源方式・湿度・温度)
  2. 【重要】熱源方式により分類した6種類を解説
    1. ミストサウナ
    2. スチームサウナ(蒸気サウナ)
    3. フィンランド式サウナ
    4. 電気ストーブ式ドライサウナ
    5. ガス遠赤外線ストーブ式ドライサウナ
    6. 遠赤外線サウナ
  3. 【参考】ドライサウナ・ウェットサウナとは?(湿度で分類)
    1. ドライサウナ(乾式サウナ)
    2. ウェットサウナ(湿式サウナ)
  4. 【参考】高温サウナ・低温サウナとは?(温度で分類)
    1. 高温サウナ
    2. 低温サウナ
    3. 不快な部屋(サウナじゃない)
  5. 【補足】混同しやすいサウナ種類の違いや見分け方を解説
    1. 「フィンランド式サウナ」と「ドライサウナ」の違い
    2. 「ドライサウナ」と「ウェットサウナ」の違い
    3. 「スチームサウナ」と「ミストサウナ」の違い
  6. 【参考】17種類のサウナを徹底解説(その他の分類方法)
    1. 燃料による分類(薪サウナ・スモークサウナ)
    2. 入浴方式による分類(塩サウナ・薬草サウナ)
    3. サウナストーブの仕様による分類(ボナサウナ・ロッキーサウナ)
    4. サウナ室の仕様による分類(テントサウナ・バレルサウナ)
    5. その他のサウナ種類をあらわす用語(個室サウナ・蒸し風呂・コンフォートサウナ・ロウリュサウナ・韓国式サウナ・アイスサウナ)
  7. サウナ初心者にオススメのサウナの種類はフィンランド式サウナ
  8. まとめ|初めてのサウナの不安を取り除く方法