サウナのデメリットが怖い人「サウナに入ると健康になるって本当?入り過ぎて身体に悪影響はないの?毎日入っても大丈夫!?」
そんな疑問に全て答えるよ☆彡デメリットも正直に解説し、対策をどこよりも分かりやすくまとめました!
実はサウナ初心者のほとんどが誤った理解により「サウナ食わず嫌い」になっています。ほんとうは健康効果が高いサウナですが、不安をあおるデマ情報によってサウナから遠ざかってしまっています。
この記事ではサウナのデメリットについて、本当に注意するべき内容のみ厳選しまとめています。この記事を最後まで読めば、あなたの身体の状態においてサウナに入っても大丈夫か自分で納得して判断できるようになります。
結論からいうと、以下となります。
サウナは健康な人にとって毎日入るのが理想的です。デメリットはほとんどの人には無関係で全て対策可能です。
【メリット】サウナ入浴の良い効果5選
頭がスッキリする
サウナに入ることによって「脳疲労がとれる」ことが分かっています。「脳疲労が取れる」と「頭がスッキリ」します。
普段、家庭・仕事・人間関係などで酷使された脳を回復し、頭がスッキリした感覚を簡単に味わうことができます。
私たちの脳はぼーっとしている時にも無意識に色々と考えているため、脳の70%〜80%のエネルギーが使用されます。
これをDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)といい、脳が意識的に活動していない時に働いてしまう脳の回路です。
サウナ入浴ではエネルギー消費量の大きいDMNを強制的にOFFにすることができます。
加藤容祟先生は著書「医者が教えるサウナの教科書」で以下のように書かれています。
サウナでしか得られない一番の効果は何かと聞かれれば、私は「脳疲労が取れること」だと答えます。
医者が教えるサウナの教科書――ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?|加藤容祟
様々なメリットがあるサウナですが、特にビジネスパーソンにとっては「脳疲労」を取って回復することが最も優先されるでしょう。
感情のコントロールができる
サウナには「自律神経をととのえる効果」があることが分かっています。
普段、感情的になってしまうことを気にしている人には大変オススメです。
人間の感情には自律神経が大きく関係しています。
サウナに入ると自動的に自律神経が整うので、感情的になってしまうことが少なくなるのです。
サウナという過酷な温度環境が人体の生体維持システムである自律神経を刺激します。これは自律神経の訓練をしているようなものです。
サウナに正しく入れば自律神経調整効果はすぐに得られます。自律神経が整うことによって、感情のコントロールができるようになるのです。
「大切な仕事のプレゼンや会議」や「恋人とのデート」の前には感情コントロール力を向上させたいものです。
直前や前日にサウナに入って、能力を向上させておくことは非常に効果的なことです。
睡眠習慣が改善する
サウナには「安眠効果」があることが知られています。
もっとぐっすり寝たいと思っている人、寝付きが悪くて悩んでいる人には本当にオススメです。
短時間で深い睡眠を得られるようになるため、睡眠効率を重視する人にも向いています。
「血管の筋トレ効果」で睡眠改善
サウナ入浴では血流が促進されますので、血管の筋トレをしているような状態になります。
実際に運動をするのにはハードルを感じる人でも、サウナなら簡単に体に負荷をかけることができます。
これにより、脳が「疲れた」と勘違いするのかも知れません。
実際にサウナに入った日は、激しい運動をした日と同じようにぐっすりと眠ることができます。
「体温差が拡大する効果」で睡眠改善
お風呂に入るということが睡眠のスイッチになることが分かっています。サウナでも体の中心部の体温が上昇しますので、一般の入浴と同じ効果があります。
深部体温が上昇し、抹消体温(手や足先の体温)が減少することで体温差が大きくなります。その差が大きいほど眠くなりやすいことが研究により明らかになっています。
サウナに入った翌日は、あきらかに睡眠への満足度が高いです。
寝付きもよくなるため、サウナに入ったその日から睡眠改善効果は実感できます。サウナ入浴を続ければ、睡眠習慣はどんどん改善していくことは間違いありません。
女性にモテるようになる
サウナ入浴で肌がきれいになり、痩せやすい体質になります。見た目の清潔感が向上するので女性ウケが良くなります。
女性に好かれるポイントはたくさんありますが、「見た目の清潔感」は常に1位でありながら、最低限のラインといわれています。
サウナ入浴は細胞の新陳代謝を促進し、肌がきれいになる効果があります。
続けることで痩せやすい体質になることも知られており、スマートな引き締まった体型になることも夢ではありません。
実際に私はサウナに入るようになってから、女性にモテるようになり素敵な彼女ができました。
健康にくわえて自分の見た目に気を使うようになったりと、美意識が向上したことも重要でした。
このように、サウナで見た目の清潔感が良くなり、美意識も向上することによって、モテやすい男性に近づくことができるのです。
疲労が回復する
ビジネスパーソンには特にオススメです。
サウナで体の疲労が回復する理由は、以下のような医学的メカニズムで説明ができます。
- 温熱効果により血流が増加し、筋肉の凝りがやわらぐ。
- 体の炎症が減り、活性酸素(老化の原因)が減少する。
サウナに入ると「疲労が取れる」ことを検証したデータが「医者が教えるサウナの教科書|加藤容祟」で紹介されています。
実際にサウナ入浴後はリラックスした気分になり、疲れがふっとんだ感覚になります。
サウナの疲労回復効果は高いといえるでしょう。
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サウナ入浴の適正頻度を解説|毎日でも大丈夫!?
前述のようにサウナに入ると精神面、肉体面ともに、様々な良い効果が得られます。サウナに入る習慣を身につけると、仕事の効率もアップすることは間違いありません。
サウナは、入る日数が多いほど心筋梗塞や認知症、アルツハイマー病のリスクが下がることが報告されています。
医者が教えるサウナの教科書――ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?|加藤容祟
週に1回しか入らない人と4〜7回入る人を比較した結果、4〜7回入る人の方が以下の病気リスクが減少しました。
- 心筋梗塞
- アルツハイマー病
- 認知症
- うつ病を主とする精神科疾患
ただし「入れば入るほど良い」という言えるかは分かっていません。あくまで「1日1回サウナに入るのは適正な頻度で最も良い」が正しい解釈です。
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【デメリット】サウナ入浴の注意点と対策
サウナ依存症になるリスク
「サウナ依存症」になると以下のような状態になってしまいます。
- サウナを利用しないとイライラしてしまう(禁断症状)
- もっと熱い刺激的なサウナを求め続ける
- 限界までサウナを使用したいと求め続ける
これは、誤ったサウナの入り方により脳がドーパミン中毒になってしまった結果です。
適切な入り方であれば毎日入ることは問題ありません。
サウナ貧乏になるリスク
サウナに毎日通うと出費が気になりますよね。
東京都内の人気施設の入館料金は以下のようになっており「意外と高い!?」って感じる方も多いのではないでしょうか。
- 3,480円(フリータイム)
- 2,880円(2時間コース)
- 1,980円(1時間コース)
銭湯サウナだからといってサウナ設備の品質が低いということはありませんので、十分な健康効果を得ることができるという意味では同じです。
以下は東京都内の人気トップ3の施設の入館料金を比較した結果です。参考にしてください。
- 平日 1,050円(2時間)
- 土日 1,100円(2時間)
- 貸しタオルセット +200円
※ 完全予約制(12:00〜21:00入館)
【時間制】
- 平日 2,000円(3時間)
- 休前日・日・祝日・特定日 2,200円(3時間)
【フリー】
- 平日 3,000円(12時間)
- 休前日・日・祝日・特定日 3,200円(12時間)
- 平日 3,480円
- 金・休前日 3,960円
- 土・日・休日・特定日 4,460円
精子に悪影響
「サウナ後、しばらくは影響するけど、基本的には大丈夫」。ただし、少なからず影響はあるので妊活中の男性は注意が必要です。
医者が教える 究極にととのう サウナ大全――超絶リラックスとパフォーマンスアップに効く科学的な方法|加藤容祟
サウナ直後には精子の数や移動速度などに変化が生じることが分かっていますが、数週間たてば大丈夫です。
つまり、サウナによって精子にとりかえしがつかない影響が生じることはありません。
基本的には問題ないのですが、ボーダーラインにいる妊活中の男性は妊娠しにくくなる可能性がありますので、対策を実施したうえでサウナに入りましょう。
そもそもですが、サウナの影響は軽微であり、サウナより大きく影響がある問題があります。妊活中の男性で以下ができていない人は、サウナの影響を心配するより先に対策するべきです。
※妊活中の女性は男性と状況が異なり、特に注意が必要となりますので、詳しくは「医者が教える 究極にととのう サウナ大全|加藤容祟」を読んで勉強しましょう。
カップルや夫婦で楽しめない
近年は女性向けサウナ施設や女性専用サウナ施設も増えてきましたが、まだまだ男性と比べると、女性は選択肢が少ないことが問題です。
日本の一般的なサウナは当然混浴はできませんので、サウナ好きな者同士がデートで利用するケースでは、施設の選び方などに気をつかってしまします。
男女で一緒に楽しめるサウナは存在します。以下のようなサウナを選ぶことで、カップルや夫婦でも一緒にサウナを楽しむことができます。
- スーパ銭湯系サウナ
- 男女利用可能なサウナ専門店
サウナ入浴自体は一般的な銭湯・温泉と同じく別々となりますが、休憩エリア、レストランなどで合流することができます。サウナ入浴後のリラックスした状態で一緒に休憩や食事を楽しむことができるのでオススメです。
- 岩盤浴があるスーパー銭湯
- アウトドアサウナ
- プライベートサウナ(個室サウナ)
- ラブホテルのサウナ
- 自宅サウナ
毛髪が傷みやすい
サウナの高温環境は髪毛にとっては過酷な環境です。髪毛に熱が加わると、たんぱく質変性によって弾力を失い固くなります。
さらに、高温環境に長い時間さらされると毛髪の水分がうばわれて乾燥しやすくなります。
肌が乾燥する
長期的に考えて、サウナに毎日入っても肌が乾燥してパサパサになることはありません。
サウナ入浴は肌の新陳代謝を促進し、ターンオーバーのサイクルを正常化するからです。
一方で、極端に高温低湿なカラカラのドライサウナでは、一時的に肌へのダメージが気になることもあるでしょう。
急性の健康障害
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サウナに入らない方がいい人
サウナ入浴のデメリットを紹介しましたが、基本的には誤った入浴法をしない限りは、健康な人が毎日サウナに入っても問題はありません。
一方で、健康でない人はサウナに入ることができないケースがあります。
サウナは過酷な環境で血管や自律神経のトレーニングをする、いわば荒治療になります。
サウナに入らない方がいい人
「医者が教えるサウナの教科書|加藤容祟」では、以下に該当する人はリスクが高いため、無理をしないようにいわれています。
(前略)該当する人はリスクが高いため、決して無理をしないようにしてください。
・心臓血管系の疾患がある人(高血圧、狭心症、不整脈、動脈瘤、脳梗塞など)・透析中の人(脱水を起こしやすい)
・子供(10歳以下)
・妊婦(特に妊娠初期と後期)
・感染症を持っている人
・泥酔、あるいは二日酔いの人
・アレルギーがある人(アロマを使うロウリュの場合、要確認)
・鉄欠乏性貧血(倒れてしまわないように鉄分を補給して入ればOK)
・風邪を引いている人
医者が教えるサウナの教科書――ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?|加藤容祟
二日酔いでサウナに入る方法
二日酔いの疑いがあるけどサウナに入りたい人は読んでください。
「サウナでアルコールを抜く」という理論は医学的に間違いであり、基本的に二日酔いの時はサウナに入らない方が安全です。汗をかいてアルコールの代謝が促進されることはほとんど無いからです。
二日酔いの程度が軽い場合に入っていいのかダメなのか判断する方法があります。
【方法】
イスに座り、姿勢を正して、手をひざの上に置き、手の甲の血管を見る【判定結果】
血管が普段よりペタっとしている→入らないほうがいい血管が普段と同様、ぷっくりしている→入っても大丈夫
医者が教えるサウナの教科書――ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?|加藤容祟
高血圧だけどサウナに入る方法
主治医に相談し高血圧を治療してください。健康な身体に戻れればサウナに入ることができるようになります。
治療中の方は、代わりに「和温療法」を試してみると良いでしょう。「和温療法」は簡単にいうとマイルドなサウナのようなものです。
詳しくは主治医に判断いただく必要があります。
高齢者・心臓病・脳卒中の人がサウナに入る方法
高温のサウナ浴と水風呂の交代浴は血管に大きな負担がかかります。比較的マイルドな低温サウナを検討しましょう。ただし、主治医に相談が必要です。
狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・脳出血の人がサウナに入のはオススメできません
サウナに入っても大丈夫か主治医に相談しましょう。
以下の記事では「サウナが向いていない人」についてより詳しく解説しています。
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体に負担をかけない正しいサウナの入り方
これまで述べてきたとおり、最も大切なことは「正しいサウナの入り方」を身につけることです。入り方が間違っていると、メリットもデメリットになってしまいます。
サウナブームにより、サウナを試しに入ってみるとが増えていますが、多くの人は間違った入り方をしています。その場合、本当のサウナの良さに気づく前に、サウナから遠ざかってしまうというケースが多いのです。
サウナ初心者向けオススメのサウナ入り方
私が色々な人を見てきて、これが結局一番簡単で合理的でした。
サウナのマナー
サウナをみんなで楽しむためには、サウナの知識不足が原因のマナー違反に注意する必要があります。普段から周りの人や施設に迷惑をかけないということを意識していても、実は迷惑をかけていることに気づかないことがあります。
一般的にマナー違反といわれている行動を一覧にしましたので、自分でもうっかりやってしまっていないか、いまいちど確認してみましょう。
サウナのマナー一覧(サウナ・水風呂・外気浴)
- 黙浴ルールのサウナ室で会話
- 髪や体を洗わずに入る
- 汗とばし
- 水まき、タオルをしぼる
- 混雑時にスペースを大きく占拠
- びしょびしょで入る
- 混んでいるサウナ室で退室時に他人に汗をつけてしまう(席を立つ前にタオルで体を拭いておきましょう)
- ウェアラブルウォッチを手首の外側につける
- 汗を流さずに水風呂に入る
- 潜水OKの水風呂以外で潜水(感染リスクの観点からもNG)
- 掛け水をとばす(しゃがんで浴槽から離れた位置で静かに掛けましょう)
- 混雑時の長時間占拠
- 水風呂の中で運動(他人の羽衣を破壊するような行動)
- 黙浴ルールのスペースで会話
- 混雑時の長時間占拠
- ととのい椅子使用後に掛け水をしない
サウナ・マナー違反の対処方法
サウナの基本的な入浴法
王道の入り方をまとめました。身近なサウナーと一緒にサウナを体験する場合でも、基本中の基本ぐらいは事前におさえておきましょう。
おおまかにいって、サウナに入るというのは以下の一連の3つの流れを指します。この3つの流れが1セットになります。だいたい、3セットくらい繰り返すのがよいとされています。
- サウナ室に入る
- 水風呂に入る
- 休憩する(外気浴)
休憩するスペースは浴室内であっても、一般的に外気浴といわれることが多いです。
ここで最も大切なことは、サウナ室→水風呂→外気浴の順番は必ず守ることです。次の行動に移行するための動作はできるかぎりスムーズにします。
サウナに入った後にお風呂に入ったり、水風呂に入った後にサウナに入ったりお風呂に入ったりすることはNGです。
【まとめ】正しく入ればサウナは怖くない!
サウナの科学的に優位性があるメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
サウナに入る際は必ず対策を準備して正しい入り方を実践しましょう。健康な人は毎日入るのオススメです。
- 頭がスッキリ
- 感情のコントロール
- 睡眠習慣が改善
- 女性にモテる
- 疲労回復
- サウナ依存症
- サウナ貧乏
- 精子に悪影響
- 男女で楽しめない
- 毛髪が傷む
- 肌が乾燥
- 急性の健康障害
私はサウナが大好きで平均して週8回は入りますが、サウナの正しい入り方やマナー・作法は奥深いものがあります。サウナの良い効果を完璧にあじわうためには、十分な知識と正しい理解が必要となり、日々勉強しています。
「サウナの正しい入り方」について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
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