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【専門家が解説】サウナ前の食事・飲酒がダメな理由と健康的な痩せるオススメサウナ飯

サウナ前の食事・飲酒

全人類のみなさんこんにちは、タートミです。

全国のサウナ付きカプセルホテルなど140施設以上に潜入調査してブログで紹介しています。

悩むサウナー

サウナ前に食事をしていいのか知りたい人「サウナ前に食事をしてもいいの?アルコールは飲んでも大丈夫!?サウナ後の食事は美味しいから太らないか心配……。」

タートミ

そんな疑問に全て答えるよ☆彡

サウナ前に食事や飲酒をすると不健康なばかりか、命に関わることがあります。

この記事では初心者でも分かりやすいようにサウナ前の食事や飲酒がダメな理由を医学的に解説します。この記事を読めば、サウナ前後の食事のベストなタイミングや健康的に正しいメニューを知ることができます。

結論からいうと、以下となります。

サウナ前には食事も飲酒もダメなので、サウナ後に健康的なサウナ飯を選択するのが正解です。

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タップできる目次

サウナ直前の食事がダメな3つの医学的理由

サウナ前の食事・飲酒

食事はサウナ直前よりサウナ後が良いという医学的に明らかな理由があります。

サウナ直前の食事がダメな理由は3つです。

詳しく解説しています。

消化不良でお腹が痛くなるから

満腹時にサウナに入ると消化不良でお腹が痛くなってしまいます。

食事をすると人間の体は消化吸収を効率よく行うモードに切り替わります。この時、体は副交感神経が優位になり胃腸に血液を集中させます。

一方で、サウナに入ると交感神経が優位になり、体の表面である皮膚のほうに血液を集中させます。

胃腸に食べ物が入っているにも関わらず、強制的に普段の食事と逆の現象が起きてしまい、腹痛になるというメカニズムです。

実際、サウナドクターの加藤容祟先生が著書でこう書かれています。

食事をたくさん摂ると、消化吸収をするために胃腸はエネルギーを必要とします。ところが、サウナ室に入ると熱を放つために、血液が腸管から皮膚のほうに集まります。そうすると、消化不良が起こります。

加藤容祟「医者が教える 究極にととのう サウナ大全」

私も実際にやってみたところ、1セット目で強烈な腹痛におそわれ、トイレにかけ込む事態になりました。

腹痛で体調も気分もだだ下がりになるから、満腹時にサウナに入るのはNGです。どうしてもの人は、体をゆっくり洗ったり、ぬるめのお風呂につかったりして最低でも30〜60分は時間をかせぎましょう。

代謝が悪くなりやせる効果が半減するから

サウナ直前に食事すると、代謝ホルモンの分泌量低下し、せっかくのやせる効果が半減してしまいます。

サウナに入ると代謝ホルモン(甲状腺ホルモン)が分泌され、痩せ体質になります。しかし、食事によって代謝ホルモンの分泌量が下がってしまいます。

人間は普段「食事から得たエネルギー」を使用して生命活動を行っています。甲状腺ホルモンが分泌されると、代謝のスイッチが切り替わります。

スイッチの切り替えで、使用するエネルギーが「食事から得たエネルギー」ではなく「体内に貯蔵したエネルギー」になります。

代謝がアップしやせやすい体になるというメカニズムです。

サウナ1時間前からサウナ中に糖分を接種すると甲状腺ホルモンが出なくなるので、やせる効果が台無しになります。

実際、サウナドクターの加藤容祟先生が著書でこう書かれています。

(前略)甲状腺ホルモンが分泌されると、代謝のスイッチが切り替わります。「食事で得た分」から「貯蔵分」に替わるのです。サウナという危機的環境に置かれることで、「こんなときに食事をしている余裕はない。今こそ、貯蔵エネルギーを使うときだ」と体が判断するからです。(中略)サウナ前〜サウナ中に糖分を摂ると、甲状腺ホルモンが出なくなるということです。「エネルギーがちゃんと入ってきている」と脳が認識して、スイッチを切ってしまうからです。

加藤容祟「医者が教える 究極にととのう サウナ大全」

サウナのやせる効果を十分に発揮させるためには、サウナに入る1時間前からサウナ中に糖分摂取はNGです。サウナドリンクや甘いスポーツドリンクを含みます。

サウナ後に食べたほうがより食事を楽しめるから

サウナ前に食事するより、サウナ後に食事したほうが美味しく感じられることがわかっています。

より食事を楽しむことができるため、同じ料金でも満足度が高くなります。

その理由は、サウナに入ることによって味覚や触覚などの五感が敏感になるからです。

サウナに入ると、人間のセンサーで感覚を司る脳の右側の頭頂葉の一部が活性化することが、研究で明らかになっています。

実際、サウナドクターの加藤容祟先生が著書でこう書かれています。

(前略)サウナに入った後の食事(サウナ飯)は、とてもおいしく感じられます。薄味のものでも十分満足できるし、味の濃いものは、より濃く感じます。そのため、むしろとんこつラーメンのように濃厚なものは食べたくなくなります。自ずと健康的な食事になるので、体にもいいと思います。

加藤容祟「医者が教えるサウナの教科書」

サウナ後の食事で満足度が上がるばかりか、研ぎ澄まされた感覚が行動をより健康的な方向へ導いてくれるでしょう。

食べる量や食べる食品の選択が、より健康的なものになっていきます。

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サウナ前の飲酒が絶対にダメな3つの医学的理由

サウナ前の食事・飲酒

サウナ前には絶対に飲酒をしてはいけません。二日酔いの状態でサウナに入るのもNGです。

サウナ前の飲酒がダメな理由は3つです。

詳しく解説しています。

認知機能低下により命が危ないから

サウナ前には絶対に飲酒をしてはいけません。

飲酒をするとアルコールの作用で脳が麻痺をおこし、体の感覚が鈍感になります。しんどさを自覚することができなくなりますので、最悪の場合、命の危険性があります。

実際、サウナドクターの加藤容祟先生が著書でこう書かれています。

(前略)しんどいことを自覚できないのは非常に危ないです。(中略)「飲酒後は、自分が酔っ払っている自覚がなくても、しんどい自覚がなくても体に大きな負担がかかっています。(後略)」

加藤容祟「医者が教える 究極にととのう サウナ大全」

現実にフィンランドでは15年間でサウナで死亡した241人の9割が飲酒関連でした。

PubMed
Hyperthermia deaths in Finland in 1970-86 - PubMed All cases in which hyperthermia had been determined as the basic cause of death during the period 1970-86 were collected from the records of the Central Statist...

長生きをしてサウナを楽しみたいならサウナ前の飲酒は避けるべきです。

脱水症状になるから

飲酒してサウナに入ることで脱水症状になる危険性があります。

飲酒すると利尿作用で水分の排出がうながされます。体内におけるアルコールの分解に水分が必要だからです。

サウナの汗をかく効果との相乗効果により非常に危険な状態になります。

水をたくさん飲んだとしてもあまり効果はないようです。

実際、サウナドクターの加藤容祟先生が著書でこう書かれています。

「事前に水をたくさん飲めばいいのでは?」と思うかもしれませんが、体にアルコールが残っていると、水分を飲んでもほとんど再吸収されず、薄い尿として出て行ってしまいます。だから、肝臓で代謝されるようになるのを待つしかありません。

加藤容祟「医者が教える 究極にととのう サウナ大全」

飲酒後の脱水状態でサウナに入ると、さらに脱水状態が悪化し、倒れてします危険性があるので絶対にやめましょう。

二日酔いの予防効果やアルコールが抜けやすいはウソだから

「サウナでアルコールが抜ける」は間違いであり非常に危険です。

発汗によるアルコールの排出量は意味のないくらい少ない量です。

肝臓がアルコールを代謝するのに必要な水分が汗で使われてしまい、汗で排出されるアセトアルデヒドは極小しかないため、逆効果となります。

サウナドクターである加藤容祟先生が著書で明言されているので間違いありません。

そもそも、汗をかいてもアルコールはそれほど抜けません。飲酒後は、血液の中にアルコールの代謝物(アセトアルデヒド)が残っている状態にありますが、それは汗として出にくい性質があります。そのため、サウナに入ってもアルコールは抜けません。

加藤容祟「医者が教える 究極にととのう サウナ大全」

汗でアルコールが出るは間違いであり、全くの逆効果なので認識を改めましょう。

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サウナ後の食事が美味しい理由

サウナ前の食事・飲酒

サウナ後の食事は普段より美味しいと感じられるといわれています。

サウナーの間ではサウナ飯といわれて、サウナの楽しみの一つとされています。

せっかく健康目的でサウナに入っているのであれば、サウナ飯も健康的にしたいものです。

健康なサウナ飯のポイントを以下にまとめました。

健康なサウナ飯のポイント
  • 基本的には食べたいものを食べるのが正解
  • 代謝があがり腸の吸収率が上がっているため、血糖値を急上昇させる食品のはNG
  • 比較的血糖値の上昇が緩やかな低GI食がオススメ

サウナに入ると代謝が上がり痩せ体質になることが知られています。さらに、むくみが取れて見た目が痩せて見えます。

しかし、本当に痩せるかどうかはサウナ後の行動が重要なのです。

サウナ後の食事のポイント|オススメのサウナ飯

サウナ前の食事・飲酒

サウナ後の食事のポイント

健康なサウナ飯とは具体的にどういった料理なのか、ポイントを以下にまとめました。

医学的に健康効果が証明されている地中海料理を食べる

医学的には地中海料理は健康であると報告されています。地中海食の主な品目はナッツ類、オリーブオイル、魚、野菜(じゃがいもを除く)、フルーツ等です。

サウナドクターである加藤容祟先生は地中海料理や沖縄料理をオススメしています。

食べたいものをたべるのが一番ですが、健康効果が医学的に証明されているのは地中海料理です。(中略)地中海食は脳卒中、心筋梗塞、がん、糖尿病のリスクを減らすことが報告されています。

加藤容祟先「医者が教えるサウナの教科書」

最初に食物繊維を食べる

食事の最初に食物繊維を摂ると腸内環境を整える効果があります。

食物繊維が豊富に含まれる野菜、海藻、きのこが使われたメニューがオススメです。

実際、小林弘幸先生は著書でこう書かれています。

食事の最初に食物繊維を摂ると、「水溶性食物繊維」が胃の中でゲル状になって腸壁をコーティングすることで、糖質や脂質の吸収を抑えてくれます。(中略)つまり、最初に野菜や海藻、きのこなどをたっぷり食べてから、たんぱく質や炭水化物を適量摂れば、腸内環境を整えるために役立つというわけです。

小林弘幸「医者が教える 心と体が本当にととのう サウナ習慣」

冷やし野菜を丸ごと食べる

サウナ後は冷たくて水分が多い食べ物が食べたくなるので、冷やし野菜はオススメです。

冷やした生野菜(きゅうり、トマト、セロリ、パプリカなど)を丸ごと食べましょう。

実際、小林弘幸先生は著書でこう書かれています。

サウナによるダイエット効果を高めるために、私がおすすめしたいのは、冷やし野菜を丸ごと食べる「サ飯」です。

小林弘幸「医者が教える 心と体が本当にととのう サウナ習慣」

適量を食べる

サウナ後は頭頂葉の活動が活発になり5感が研ぎ澄まされ、味覚が敏感になります。

食事が美味しく感じられると、食べすぎてしまうリスクがあります。

普段と同じ量を食べることを心がけましょう。

タンパク質、脂質、炭水化物を適量摂取するのがオススメです。

ついつい食べすぎてしまう人はゆっくりと食べることを試してみてください。

オススメのサウナ飯

これまでに紹介した理由にもとづく健康的にオススメなサウナ飯を以下にまとめました。

オススメのサウナ飯
  • 地中海料理:科学的エビデンスあり
  • 沖縄料理:加藤容祟先生オススメ
  • 冷やし生野菜:小林弘幸先生オススメ
  • パスタ、蕎麦:低GI値
オススメの食品
  • ナッツ類
  • オリーブオイル
  • 野菜(じゃがいもを除く)
  • フルーツ等(加工されたものを除く)
  • 海藻(わかめ、メカブ等)
  • きのこ

サウナ後の食事の注意点|痩せる食事術

サウナ前の食事・飲酒

サウナ後の食事の注意点

サウナの痩せる効果を台無しにするサウナ飯があります。具体的にどういった料理なのか、ポイントを以下にまとめました。

最初に糖質や脂質が多く含まれるもの・GI値が高いものを食べる

GI値とは「食後の血糖値の上昇度を示す指数」のことです。GI値が高い食べ物をとると血糖値が急上昇します。

GI値が高い主な食べ物は、炭水化物、甘いお菓子、芋などの根菜類です。

対して、GI値が低い食べ物をとると、血糖値はゆっくりと上昇します。

GI値が低い食べ物は、肉、魚、乳製品などのたんぱく質や野菜です。

実際、小林先生は著書の中で、こう書かれています。

血糖値の急激な上昇は、糖尿病リスクを高めるだけでなく、血管の内皮細胞を直接傷つけるデメリットもあるため、注意が必要です。

小林弘幸「医者が教える 心と体が本当にととのう サウナ習慣」

サウナに入ると代謝がよくなるので、GI値が高い食べ物の摂取は普段より血糖値が急上昇してしまいます。肥満になりやすいので注意しましょう。

甘い飲み物はNG

甘い飲み物、とくにサウナドリンク(オロポ・アクリ・オロヤク)、フルーツジュースはNGとされています。

ただし、野菜や果物は、ジュースやピューレなど、加工されているものは避けるのがベターです。フルーツジュースは糖尿病のリスクを上げることが報告されています。”加藤容祟「医者が教えるサウナの教科書」

加藤容祟「医者が教えるサウナの教科書」

水中毒に注意

水の飲み過ぎには注意しましょう。目安は短時間に2〜3リットル飲むのはNGです。

水分補給はサウナのセットの合間にこまめに行うのが大切です。サウナに大量に摂取するのは水中毒の危険性があります。

水中毒というのは、水を大量に飲むことで血液が薄まり、体内の電解質のバランスが崩れることで起こる中毒症状のこと。頭痛や嘔吐、けいれんなどを起こすことがあります。

加藤容祟先生「医者が教えるサウナの教科書」

注意が必要な野菜

野菜は健康的といわれますが、じゃがいも、カボチャ、ニンジンなどの根菜、とうもろこしなどはGI値が高いので、食べる時は量を控えめにしましょう。

たくさん食べるなら葉野菜やグリーンサラダがオススメです。

オススメできないサウナ飯

これまでに紹介した理由にもとづく健康的に”オススメできない”サウナ飯を以下にまとめました。

オススメできないサウナ飯
  • カレーライス
  • ラーメン
  • うどん
  • アルコール、
  • サウナドリンク
  • フルーツジュース
  • 甘いお菓子

カレーライスやラーメンはサウナ飯の定番です。どうしても食べたい人は野菜サラダを食べてからカレーライスを食べるなどの対策をしましょう。

飲酒時の注意点

サウナ後すぐにビールを一気飲みするのは控えましょう。

サウナ後はレモンサワーがオススメです。アルコールと同じ量の水を飲むなどして対策しましょう。

サウナ前に食事をする場合の注意点

サウナ前の食事・飲酒

満腹は避ける

満腹はサウナの痩せる効果を半減させますし、腹痛になることがあります。

最低でも1〜2時間程度は空けましょう。

あまりにも空腹は避ける

個人差がありますが、低血糖で倒れるリスクがあります。ある程度の食事は必要となります。

理想はサウナに入る1〜2時間前に軽い食事をしましょう。

軽い食事は野菜、フルーツ、ヨーグルトなどがオススメです。

理想のサウナルーティン
  • 昼食は抜かない
  • サウナ前に十分な水分補給
  • 19時:サウナ開始
  • 21時:サウナ飯
  • 24時:就寝

【意外と盲点】サウナ室で水を飲むのはダメ!!

サウナ前の食事・飲酒

たまにやっている人を見るのはサウナ室内での水分補給です。あまり知られていませんが、これはNG行動の1つです。

サウナに入ると細胞中に蓄えられている水分が血液中にひっぱられてきて、汗として排出されます。これにより、細胞の新陳代謝が促される効果があります。

サウナ室内で水を飲んでしまうと、すぐに血液中の水分量が増加しますので、細胞から水分を引っ張る効果が少なくなってしますのです。

脱水を防ぐという意味ではセット間に水分補給をするのがベストなタイミングです。

サウナの効果を半減させますので、サウナ室内に飲み物を持ち込むのはやめましょう。

まとめ

サウナ前の食事・飲酒

サウナ前には食事も飲酒もダメな理由を医学的な根拠を交えて詳しく解説しました。

サウナ施設ではサウナ後に食事をすることも醍醐味の1つです。正しい知識をもって健康的で痩せるサウナ飯を選ぶことが大切です。

私はサウナが大好きで平均して週8回は入りますが、サウナを十分に楽しむためには正しい知識も必要となってきます。

サウナの正しい入り方を詳しく学びたい人は、以下の記事を参考にしてください。

近日中に最新のコンテンツを追加予定

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サウナ前の食事・飲酒

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